当院は最先端のリウマチの治療を提供します

 リウマチ性疾患は関節、筋肉、腱などの運動器に痛み・腫れやこわばりをおこします。膠原病といわれる疾患もかなりリウマチ性疾患の中に入っています。中では、関節リウマチが有名ですが、リウマチ性多発筋痛症、繊維筋痛症などあまり耳にしたことのないような病気もあります。当院では関節リウマチを重点的に世界的に効果が証明されている標準的診療・治療を提供します。

 化学療法室専用の化学療法室にて関節リウマチに対する生物学的製剤の投与をおこなっています。

 リウマチ性疾患でも特に、関節リウマチは原因不明の多発関節炎で、患者数は全国で70-100万人ともいわれています。自己免疫異常によって関節の裏打ちをしている滑膜という組織が炎症を起こして増殖し、軟骨・骨・軟部組織を破壊していきます。関節の破壊は発症早期1-2年の間に急速に進みます。関節の破壊が完成してしまうと日常生活上、社会生活上大きなハンディを背負うことになります。現在は、発症早期から第一選択の抗リウマチ剤として、一般名メトトレキサート(MTX)を使用することができます。さらにMTXで進行を抑えられない患者様には、早期に生物学的製剤を使用することで進行を抑制できるようになってきています。